はるなつあきふゆ

日々感じたこと思ったこと

私のやりたいこと①

先日からの記事の続きで、自分がやりたいことってなんだろう…と考えてみました。

 

私は小さい時から父親によく、やりたいことは何か、なりたい職業は何か、と尋ねられていました。

けど自分の中では何もやりたい職業も思い浮かばず、高校生になるまでなーんにも考えていませんでした。

それこそ勉強を熱心に頑張るタイプでもなく、かといって何か好きなものに熱中してどっぷり浸かるタイプでもなく、なんでも適当にこなし適当に過ごすみたいな中途半端っぷり。

 

小学校の時に通っていた習い事は、バレエと水泳。水泳は自分からやりたいと言って始めた習い事で、友達も出来て毎週楽しく通っていたっけな。今でもプール、海が大好き!

 

バレエは、踊るのが好きだった私を見た両親が習わせたもので、嫌いではなかった(たぶん好きだった)けど、先生が厳しくて毎週怒られるのが怖かった。。。

中学に入学するタイミングで、部活に入ろうと思っていたのでどちらも辞めてしまったけれど、バレエについてはやめる時に先生に泣かれて。。。結構見込んでくれてたようで、胸が痛かったです。

(そして後々、バレエは続けておけば良かったって何度も思いました。やっぱり好きだったんでしょうね。)

 

高校に入って大学入試が近づいて来て、否が応でも進路を考える時がやってきて、私のなーんにも考えてない頭なりに考えて出て来たやりたい職業。それは銀行の窓口のお姉さんの仕事でした。

大した理由もなくフィーリングでそう思ったんだと思うのですが、なんかかっこよく見えたんですよね。

 

やっとやりたい仕事が見つかって、すごく嬉しい気持ちである夕食の時に父親に報告したら、まさかの大激怒。ほんとにまさか、、、笑

てっきりやりたい仕事が見つかって喜んでくれると思ったんです、私は。

 

けれど父親にはくだらない!と一蹴されてしまいました。もっと他にやりたいことを見つけろ!とね。

(これは個人の価値観の問題で、私は銀行の方を非難しているわけではありません。今でも父親に反対されなければ、就職活動で受けてみたかったと思っています。)

この時はショックで大泣きしました。

 

その後考えを改め、自分の好きなことを思い返し、他にやりたい事を探してみることにしました。

その結果、部屋の模様替えや飾り付けが好きだったので、そうだ!インテリア関係の仕事をしよう!と思い立ったわけです。

そこで大学では建築学科に進みました。

(けして有名建築物が好き、とか地図に残る仕事がしたいと思っていたわけではありません。)

 

大学ではインテリアの勉強をして、インテリアコーディネーターの資格を取り、その業界で働きたいと思っていました。

けれど、大好きな彼とお付き合いしていたこの大学時代の4年間、勉強に熱を上げるより恋愛に熱を上げてしまいましたよ。

授業も真面目に聞かず、成績は散々だし、ギリギリなんとか卒業した感じでした。

 

就職活動では総合職志望で建築・インテリア関係の仕事につきたいと考えていました。CADを使った仕事がしたいのと、インテリアコーディネーターに近づける仕事ができたらな、と考えていました。

 

しかしここでも私の悪い癖が出てしまい、大好きな彼とお休みを合わせたいと思い、土日休みの仕事を中心で考えてしまいました。

結婚して子供ができたら、やっぱり土日休みの会社がいいよね、と思っていたし。姉夫婦が休みが違っていて大変そうだったのを目の当たりにしていた事も大きな理由の1つです。

 

ただ、インテリアに関わる仕事となると、土日休みの会社はすごく少なくて、ハウスメーカーやインテリアショップなどはもちろん平日休みではないし、不動産会社(ディベロッパー)やリフォーム業界も数社受けましたが、やはり休みは土日ではなく。せっかく内定をもらったのに休みが合わないという理由で内定辞退をしたりしていました。

 

そして最終的に決めた仕事は、建設会社の一般事務職。面接した時もまったく魅力を感じなかった会社だったんですが、土日休みで内定をもらえたのはそこだけだったので、その会社に入社を決めました。

入社して、社内の雰囲気と仕事のつまらなさで1週間で辞めたくなりました。本気で。

一般事務なので仕事も簡単だし、CADも一応使いはしますが、全業務のうちの1割くらい。

しかも建設会社といえど、建築系ではなく土木系の橋を作る会社だったので、なおさら興味ない分野でちんぷんかんぷんでした。

 

そして14年?15年近く経ったいま、まだその会社で働いています。。。

なんなんでしょうか、このオチは。

描いてて情けなくなりました。

 

なんともまぁ結婚退職を夢見て、数年間腰掛けのつもりだったのに、途中で大好きな彼に振られ路頭に迷い、精神的にもズタボロになり、とりあえず現状にしがみついていくしかない日々を送り、なんやかや気づいたら今の会社に居続けていたというわけです。

 

途中で転職したいと考えた事も何度もあったけど、会社を辞める勇気がなかったんですよね。

唯一良い点は、人に恵まれた(成長するかどうかという意味では?ですが、かわいがってもらえた)という事と、途中で総合職に推薦してもらいお給料が上がったという所かな。トホホ…

 

そんなわけで私のやりたいこと、結局なんだったんだろう〜?っていう話です。

 

まだ書きたいことはあるのですが、長くなったので続きは次回に続きます。

読んでくださってありがとうございます。